【症例】その他(首・頭・顔)

首の震え(本態性振戦)

お孫さんに

「おばあちゃん、首ゆすってるよ」

と言われたことがきっかけで、「自分の首が震えている」ことを知った女性がいました。

その方はお孫さんに指摘されるまで、全く気にしていなかったそうです。

病院にも行ったそうなのですが目立った改善もなく、どうしようかと思っていたタイミングで家族の方に紹介していただき、来店されました。

首の震えを取るために特別な施療をしたわけではなく、ごく普通に基本に沿った形で、首・肩・背中の筋肉を緩和し、背骨のゆがみを整えるような施療を提供しました。

数回通っていただいたところ、本人や家族が気づく限りで「首の震え」はなくなったそうです。

しかし、間があいて疲労がたまってくると、首の震えが再発しました。

それ以来「疲れがたまると首が震える」ということを自覚され、定期的にケアすることで体調をキープされた例があります。

味覚異常・嗅覚異常

味覚異常

60代の男性が「椅子から立ち上がる時に腰が痛い」というお悩みで、通院されていた時のことです。

「腰の筋肉緩和」からスタートした施療計画は、根本の原因を改善するために「肩・背中の筋肉緩和」の段階へと移行しました。

そして数回の施療を繰り返し、問題の腰痛もほぼ改善されたある日。お客様から衝撃発言が…。

「最近になってご飯の味がまた分かるようになったんだよね。この施療のおかげかなぁ?」

えーーっ!○○さん、ご飯の味分からないのに、毎日普通に食事を済ませていたんですか…!?

初めてのことで、こちらもビックリしました。

おそらく施療によって首や肩の筋肉がほぐれたことで血流が良くなり、新陳代謝がアップすることで味覚を司る細胞も活性化したのではないかと思います。

嗅覚異常

50代の女性が首・肩の痛みで通われていた時のことです。

痛みがだいぶ良くなられたある日、これまた衝撃のカミングアウトが…。

「最近みそ汁を作っていて、出汁の匂いがわかるようになってきた。」

何とこの方、いつの日からか味覚を含めた嗅覚が鈍くなり、「味見をしてもわからないので、最近は味見をしなくなっていた」とのことでした。

「味見なしで、ちゃんとした食事が用意できるなんて凄いですね!」とお聞きしたら、「キャリアが違う」というお答えが返ってきました。ごもっともです。

首がこっていたために、頭や鼻・口などの各器官への血流が悪くなり、味覚・嗅覚が鈍感になっていたのでしょう。

顔面けいれん(まぶたのけいれん)

  • 突然片方の瞼(まぶた)がピクピクする。しばらくすると、おさまる。
  • 突発的に起こり、いつの間にか収まる。
  • それが断続的に繰り返す日もあれば、全く症状が出ない日もある。

このような顔面けいれんの症状は、女性に多い印象です。

初期の段階では「まぶた」だけですが、ひどくなると頬のあたりまで違和感が出るようになるケースもあります。

だいたいの方は「首こり・肩こり」が楽になると、「まぶたのピクピク」も発症しなくなります。

まぶたが下がる

似たような症状として「疲れてくるとまぶたが開きにくくなる」という症状もあります。(「眼瞼下垂(がんけんかすい)」とは異なります。)

このような方が施療を受け終わると、「視界が明るくなった!」と驚かれることが多いです。

まぶたが引っ張られる

稀なケースとして、「片目のまぶたが上に引っ張られる」という女性もいらっしゃいました。

第一印象としては「目の開きが小さい側が異常」と思っていたのですが、実際は逆で「大きい目の方が開きすぎている」とのことでした。

ものまね芸人の「セロテープでまぶたを引っ張り上げる」ような違和感とのことでした。

この方も「首こり・肩こり」を改善したら、まぶたも調子よくなりました。